本屋さんに行くと、あちこちでいろいろなPOPを目にしますね。
らんか社もささやかながらPOPを作成したりします。これは営業の手作りです。
パソコンのソフトで文字や絵を配置して、びやーっと出力して、ぺんぺんと台紙に貼って、ちょきちょき切って……。作り手の不器用さは出来に直接反映されますね。「ああ、世界は残酷なんだ……」と肩を落としたくなります。
さて、そんな不器用な私の最新作は『おとぞうさん』(マイケル・グレイニエツ/絵と文 ほそのあやこ/訳 本体1500円)のPOPです。
今回はマゼンダな枠にしてみました。
しかし、実はこれ、ここで完成ではないのです。
今回の秘密兵器はこれだ!!
『おとぞうさん』を読んだことある方はピンとくるでしょうか。そうです、あのシーンです。
あれ? 鼻が………
伸びたー!!!
はい、以上です。
この見開きの片側が開くのを再現してみました。そこが売りです。
なお、読み聞かせのとき、ページをすぐにめくらずにゆっくりと紙の端を動かしながら伸びていく鼻を表現すると、子どもたちが「おおー!」となるそうです。(現場調べ)
ついでに、今まで作ったPOPの一部を意味なく並べてみます。
あまり多くのお店には発送していない、らんか社POP。
もしもこのPOPを店頭で見たことがある人はとてもラッキーなので、いいことがいっぱいあるでしょう、と占い師の真似ごとなど言ってみます。
そんな、手作りPOP記でした。