9月のオススメ

 

最近、ゆっくりと月を眺めたことはありますか?
9月19日は十五夜です。
普段は夜空を見上げることもなく過ごす人も、この日はつい月を見つめてしまう人も多いのではないでしょうか。
そんなお月見の日に、ぜひ読んでいただきたい絵本があります。

106-350 お月さまってどんなあじ? 表紙

今月のオススメは、『お月さまってどんなあじ?』(マイケル・グレイニエツ/絵と文 いずみちほこ/訳)です。

お月さまってどんなあじなんだろう。
ふと動物たちの間に浮かんだ疑問。
彼らは、一口食べてみたいと考えます。

最初に決心をしたのは、小さなカメでした。
かじってみようと高い山にのぼってみましたが、お月さまには全然届きません。
そこで、カメはゾウを呼んで背中に乗せます。それでも届かず、ゾウはキリンを呼び、キリンはシマウマを呼び……。
どんどん積み重なっていく動物たち。しかし、なかなかお月さまに届かないのは、お月さまも面白がってひょいっと上に逃げるから。
彼らはお月さまの味を確かめられるのでしょうか?
もしそうだとしたら、お月さまはどんなあじなのでしょうか?
全ての答えは、本の中。

お月さまは私たちにも馴染みぶかいものですが、味を考えたことのある人はあまりいないのではないでしょうか。
せっかくのお月見。月を眺めながら、どんな味がするのかみなさんも一緒に考えてみてください。
塩せんべい、クッキー、チーズケーキ、大根、そして月見団子。
想像がどこまでも広がっていきます。

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