3月のオススメ

だんだんと春になってきていますね。
3月のオススメは、『ライラはごきげんななめ』(アレクサンダー・スタッドラー/作 かつらあまね/訳)です。

 

153ライラはごきげんななめ

ライラは朝から最悪な気分でした。
朝食のワッフルにはイチゴが1個しか乗っていないし、お気に入りの服は妹にメープルシロップをこぼされる。バレエの先生は、ライラがクラスで2番目に上手だって知っているのにそっけない。
バレエ教室をやめてやる前に先生を見返そうと、ライラはいつも以上に一生懸命踊ることにしました。
すると、不思議なことが起こります……。

ちょっとしたことの積み重ねで不機嫌になったという点は、ウィリアム・スタイグ作の『いやだいやだのスピンキー』に通じるところがあります。
習い事をやっている子どもたちにぜひ読んでもらいたい絵本です。