桜の木の栞を作りました。(商品・販促品ではありません)

桜の花は散ってしまいましたが、桜の木の栞を作りました。商品・販促品ではなく、気まぐれに作った個人のものです。
名入れをしてくれる木の栞を注文する際、名前ではなく、20年近く前にTRC(図書館流通センター)さんの機関誌「ほんわかだより」の表紙に掲載されていた蔵書票の言葉を刻みました。
DSC_1204
その蔵書票は、幼児が描いた顔の絵のとなりに、やはり幼児の文字で「ぼく ほん きらい」と書かかれていました。(あ、本は漢字ではなく平仮名でした。まちがえっちゃったな)
きっと、お父さんが、わが子の描いた絵を自分の蔵書票にしたのでしょう。蔵書票は本に貼るものなのに、「ぼく ほん きらい」だなんて、なかなか粋なセンスです。まねしたこの栞も、なかなか乙な栞だと悦に入っています。
そういえば、ボリス・ヴィアンも「僕はあまり本が好きじゃない」と何かの本で書いていました。当社の絵本「エヴァ」(品切れ中)の冒頭で引用されているんですが、何の本だったけかなぁ。