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新刊情報
2024年4月2日発売
せせらぐ砂
(ブックレット詩集31)守野碧泉著
A5判並製 78P
定価1,210円(本体1,100円)
ISBN 978-4-88330-031-0詩と論理と記憶と属性から脱した個として眺めること。無機と有機の融合を通じ情念を異質な思路まで疎通させようと試みた著者第一詩集。
2024/3/28
ニュース
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新刊情報
2023年7月12日発売
二丁目の内田さん
(ブックレット詩集30)前田利夫著
A5判並製 118P
定価1,430円(本体1,300円)
ISBN 978-4-88330-030-3これは現実か? 悪夢か?
前詩集から一年。
母の死を契機に詩作が沸騰した日々。父親や職場の上司との軋轢、ストレスに満ちた現代社会と葛藤する中で孤独や不安と向き合う歳月は、カフカ的散文詩ともいえる独自の詩境に結実した。
2023/8/4
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新刊情報
2023年6月28日発売
佐々木 眞 詩歌全集
佐々木 眞
並製本 21×14.8× 4cm 632P
定価 2,200円(本体2,000円)
ISBN 978-4-88330-514-8下駄屋の息子が、詩を書いた。
ミロより優しく、ゴッホより激しく、ピカソより純真!
構想78年、制作10年。
これでも詩かよ? これでも歌だよ。
ぬうッとバア、いきなり全集!
いきなり処女作、いきなり遺作!
一日一詩、一冊一生、『佐々木 眞 詩歌全集』。
詩286編、詩のようなもの180編、短歌210首、 総頁632、本体価格、金2000円也。
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著者が、その生涯と内面のすべてを歌い尽くした、最初で最後の一冊。
第1部『佐々木 眞 全詩集』
2013年夏から23年春までに作られた、詩的散文を含むほぼすべての作品286編を一括掲載。
第2部『詩のようなもの~家族の会話』
自閉症の長男と家族による180の会話を、そのまま採録。いわば「会話詩」か?。
第3部『佐々木 眞 短歌抄』
「ただごと歌」の奥村晃作氏に触発されて創案した「なにゆえ歌」をはじめとする短歌210首を抄録。
第4部 『世界最短詩の試み』
「詩の精髄は1語にあり」とする考え方を、追求。2023/6/8
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新刊情報
2022年10月20日発売
聲
(ブックレット詩集25)小松 正二郎著
A5判並製 96P
定価1,320円(本体1,200円)
ISBN 978-4-88330-025-9書物とは、言葉とは、そして人間とは? この問いの三次元的座標空間において立体的に浮かび上がる人間の歴史体験を描いた作品集である。遠くフランス革命から幸徳秋水を経て、東京大空襲、広島原爆投下、そして3.11福島原発事故以降の現在に至る「歴史幻視」は、日本の戦後現代詩人たちが「伝統の否定」として開拓してきた手法(隠喩と引用)をもってのみ描かれ得る。しかし、著者が敬愛して止まない戦後現代詩人たちと本詩集の精神を決定的に分かつものは、ヨハネ福音書に端を発する言葉の神秘主義への信仰である。時代を超越するものだけが時代を把握することを可能にする。「語り得ぬもの」を語るべく準備された詩の世界へ! 著者第一詩集。
2022/10/19
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新刊情報
2022年5月20日発売
詩集 La Citrondelle
岩切正一郎/著A5変 210×137mm 200P 定価 2,530円(本体2,300円)
ISBN 978-4-88330-513-1暦のない物語と物語のない日常
無限の広がりを持つものが
言葉の無力のなかで解き放たれ
*
石に記憶されている植物の痕跡のような愁いが
光に刻まれている。2022/5/16
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新刊情報
2022年6月17日発売
生と死のあわいに迷子
(ブックレット詩集29)田中淳一著
A5判並製 96P
定価1,320円(本体1,200円)
ISBN 978-4-88330-029-7心のデトックスとしての詩
生物の体には、老廃物や毒素を排出するデトックスという機能が備わっている。そうすることで体内を浄化し、健康を保つことができる。 生と死の間で揺れ動いてきた作者は、制約をもたない詩に救われてきたという。腹立たしいことや恥ずかしいことも、体調が悪くても不幸が続いても、それらを詩の素材とした。度量の大きな詩は、そんな自堕落な彼も身勝手な彼もすべて受け入れてくれた。まさに詩は心のデトックスであり、救済となった。そして面白いことに、納得のいく作品が書けたときには喜びさえ感じていた。いやなことやつらいことが、詩作を通して嬉しいことに転じていたのだ。 本書が、心に毒素をため込んだ少数の人に届くこと、さらにそのうち何人かのデトックスとなることを願っている。
2022/5/16
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2022年4月11日発売
生の練習
(ブックレット詩集28)前田利夫著
A5判並製 112P
定価1,430円(本体1,300円)
ISBN 978-4-88330-028-0──離別すること。それははじまりである。 雨の音が自分の心臓の音のように聞こえる孤独な夜。実感したのは、詩が自分の人生の一部であり、支えであるということ。かけがえのない母の死をきっかけに、改めて自分の存在を見つめ直し、生きる意味を求めて新たな一歩を踏み出す、14年ぶりの第二詩集。
2022/4/10
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新刊情報
2022年3月11日発売
十年鍋
(ブックレット詩集27)木村孝夫著
A5判並製 128P
定価1,320円(本体1,200円)
ISBN 978-4-88330-027-3東日本大震災から十年、十一年、……原発大地の上にも十二年目の春が廻ってきた。 復興は遅々として進まない。過ぎた悲しみ、怒り。そして今も残る悔い。十年の歳月をぐつぐつ煮込んだ思いに蓋はできない。記憶の風化に抗して、被災地の心をうたう詩集。
2022/2/25
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書評のご案内
『オレゴンの旅』を『週刊金曜日 12/24、1/7合併号(1359号)』(株式会社金曜日)”特集・一生読み続けたい絵本”で、落合恵子さんに紹介していただきました。
オレゴンの旅
ルイ・ジョス/絵
ラスカル/文
山田兼士/訳30×22cm 33P 定価1,980円(本体1,800円)
ISBN 978-4-88330-182-92021/1/16
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重版、価格変更のお知らせ
『オレゴンの旅』の重版が2022年1月上旬出来となります。
本体価格1,800円(税込1,980円)に変更いたします。
併せてご了承賜りますようお願い申し上げます。オレゴンの旅
ルイ・ジョス/絵
ラスカル/文
山田兼士/訳30×22cm 33P 定価1,980円(本体1,800円)
ISBN 978-4-88330-182-92021/12/17
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新刊情報
2021年10月29日発売
月の声
ヤリタ ミサコ/著188×148×6mm 68P 定価1,980円(本体1,800円)
ISBN 978-4-88330-512-0不在という存在、
次の生へと向かう詩の歩み
――第53回北海道新聞文学賞受賞後の新詩集
(栞文 青木由弥子/山村由紀)2021/10/27
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販売サイトBASEにて、在庫僅少本の販売を始めました。
当分は在庫僅少本、キズ本の扱いが中心になります。専用サイトはこちら(外部サイトへ)
https://rankashabook.thebase.in/2021/7/12
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新刊情報
2021年7月10日発売
ねむらないバスにゆられて
(ブックレット詩集26)石川敬大著
A5判並製 88P
定価1,540円(本体1,400円)
ISBN 978-4-88330-026-6「弱い感情は強く共鳴する」
これらの詩篇は、Twitterで発表したテクストをブラッシュアップして成立した。それは〈死生観〉や〈真実への肉迫〉という従前のテーマを、限られた文字数でいかに平明で深みある言葉で表現するかという実験場でもあった。「微妙で脆弱な感情表現の解放区」を目指した本書は、3.11に続くコロナ禍のパンデミックが暗い影を落とす言語空間の中で、著者に初めて書法の転換をもたらすメルクマールとなった。夢幻とノスタルジーに満ちたリリカルな抒情詩篇から、思考の深淵に迫る重厚な思想詩群、さらに死者たちへの哀悼に至る、詩人・石川敬大の集大成ともいえる待望の第四詩集である。
2021/6/23