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30秒でできる気晴らし、3分でできる気晴らし
ピッツァぼうや
ウィリアム・スタイグ/作
木坂涼/訳24×21cm 32P 定価1,650円(本体1,500円)
かさの女王さま
シリン・イム・ブリッジズ/作
ユ・テウン/絵
松井るり子/訳27×26cm 33P
定価1,650円(本体1,500円)
ストライプ
たいへん! しまもようになっちゃったデヴィッド・シャノン/文と絵
清水奈緒子/訳28×24cm 32P 定価1,650円(本体1,500円)
ほんの短い時間の“散歩” ---約15分。
もしくは必要最低限の、卵や牛乳を買い物 ---約30分。
その帰り、横断歩道を目の前にして立ち止まります。
振り返った位置に自動販売機があります。
押しボタン式の信号が、青になるのを待つ少しの間、
待たなければなりません。もうすぐ家に着くので、ここで飲み物を買うことはまずないのですが
子供と一緒の時は、”もしも買うならば、どれが良いか”
”その理由”をついつい話題にするようになりました。
--制限時間は約30秒。例えば、
・梅の炭酸のジュース 理由;今日は暑くて汗をかいたから。
クエン酸、いいな。
・ミルクティー 理由;おやつがまだだから、とても甘いものが飲みたい。
歯にしみそう。
・ホットココア” 理由:夕方だから、温まるものがいい。
濃いやつね。定期的に観察を続けていると、
季節に合わせて、顔ぶれも変わることもわかりました。
新商品があれば、果たして人気が出るかどうか、
売れないとしたら、代わりにどんな飲み物を入れたら良いか、
観察者としての立場から、偉そうにコメントをします。
互いに批判はせず、意見を交換して終わりです。
気持ちが少し軽くなって、家のドアを開けることができます。狭い空間で、話し相手が限られていると、
”その話、前に聞いたから” つい同じ話をして指摘されたり、
”うん、わかってるから!” 先回りした結果、反対に怒られたり、
”後で聞くからね” こちらが後回しにしてしまったり、
いろんな理由で黙ってしまう状態が続きます。学校での朝の読み聞かせが中止のお知らせがきたあと、
そのまま長期休暇となってしまった小学校。
しばらくは、学校での読み聞かせは延期となるでしょう。
小学生が持ち帰った宿題の中に、”音読”がありました。
カードに日付、音読する題名、聞いた人がサインする欄があります。
普段はお題は空欄になっていて、
今学習している箇所が宿題になることが多いのですが、
今回渡された用紙には、
何日に、どの教科書の、どのページを読むかということが、
あらかじめに表に書かれていました。いろんな教科の、いろんな箇所が課題になっていて、
集中力の続く程度の限られた自習時間で、
どこを読んで欲しいかを厳選した
先生の思いが数行にぎゅっと詰まっているようでした。
宿題なので、目の前にいる誰かに聞いてもらい、サインしてもらうのが前提です。
もちろん、周りに誰もおらず、
自分一人で読まなければならない状況もあるので、
自分でサインしてもOKだそうです。
親に聞かせてくれることもありますし、
ペットや兄弟に聞かせることも。
こちらに気遣って一人ですませてしまうこともあります。
---約3分。
コツコツと続けることは面倒ですが、
声を出すうちに、気持ちが軽くなるようです。”短い時間で言いたいことを言いきるとすっきりする”
”短い時間で声を出すとすっきりする”
”リズムがあると、もっと楽しい”息抜きするのが難しい日々ですが、
深呼吸して、声を出して
自分のために、絵本を読んでみませんか?
3分あれば、少しだけ気持ちが軽くなると思います。